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【その2】授業中に立ち歩く子への、「ネガティブを受け止め、がんばらせない」対応

授業中、自分の席に座っていられないAくん。
ふらふらと立ち歩いてしまいます。

担任の引き継ぎのときに、Aくんの立ち歩きについての報告は受けていました。
ですので、
「立ち歩きをする」
ということは想定内でした。

しかし、クラス替えをして1日目・2日目は、
周りの雰囲気がいつもと違うのが気になるのか、立ち歩きをしませんでした。

立ち歩きを始めたのは、3日目からです。
学活の時間におもむろに席を立ち、ふらっと歩き始めました。

【Aくんへの対応1】
私は、
「Aくん!授業中に立ち歩いてはダメ!席に座って!」
と,正論で真っ向から指導しないと決めていました。

なぜなら、Aくんはこれまで、教師から数多く指導を受けてきたり、
周りの友達から強い言葉で責められたりしてきたことがあるだろうからです。

ここでさらに、出会って間もない私が正論で真っ向から指導すると、
心を閉ざしてしまう可能性もあります。
「先生はわかってくれない。」
と思い、行動がエスカレートしてしまう可能性もあります。

ですので、まずはAくんの気持ちに寄り添うところから始めました。
Aくんのネガティブを受け止めるのです。

私は、立ち歩いているAくんの側に行きました。
そして、
「Aくんは,今は立ち歩きたい気持ちなの?」
と聞きました。
Aくんは、こくんとうなずきました。

私は、
「なるほど。わかった。
ずっと座っているのが嫌なときもあるよね。」
とAくんの気持ちを認めました。

Aくんは,きょとんとした表情を浮かべました。
おそらく、
「叱られる。」
と思っていたのに、
「わかった。」
と共感した私の言葉が意外だったのでしょう。

そして,
「Aくん、時計を見ようか。
何分立ち歩けば,気持ちが落ち着いて、席に戻れそう?」
と聞きました。

Aくんは,聞かれたので,思わず答えました。
「5分。」
私は、
「5分ね。わかった。
席に戻る時間を、自分で決めることができて、えらかったね。」
とほめました。

Aくんは、ますますきょとんとした表情を浮かべました。
「なぜ、ほめられるんだろう?」
とでも言いたげでした。

そこまで話して、私はAくんの側を離れました。
そして、授業を続けながら、Aくんを見ていました。

Aくんは、時計をちらちら見ていました(笑)
おそらく、自分が答えたことですので,どうしても気になってしまうのでしょう。

そして、5分経ったら、自分の席に座りました。

【その3】へ続きます。

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by hidede0225 | 2015-09-30 06:25 | クラスのいろいろ