ブログトップ

授業における「いいです」「同じです」のデメリット

授業において、ある子が発言をした後、一斉に「いいです」「同じです」と言わせているクラスを見かける。

私も、子どもたちに反応してほしくて、そのようにしていた。
しかし、この「反応してほしくて」という気持ちをよく分析すると、「教師が安心したい」ということであると思う。

ある子が発言をした後、「いいです」「同じです」と、みんなで(本当は「みんな」ではないが)言っているのを聞くと、教師は「子どもたちが理解している」「これで大丈夫だ」と安心するのだ。

しかし、子どもたちからすると、「いいです」「同じです」という言葉を言った時点で、その課題についての思考は止まる。
考えなくなる。

そして、本当はわかっていなかったり、同じ考えではなかったりする子は、その「いいです」「同じです」という言葉に圧倒され、何も言えなくなる。

その結果、単発の発言の繰り返しで授業が進むことになってしまう。
授業は進むものの、そこに深まりが感じられない。


【書籍紹介】
昨年発売された私の本です。
「主体的・対話的で深い学び」に基づき、授業づくりの考え方やポイントと具体的な授業実践を豊富に載せています。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。

[PR]
by hidede0225 | 2018-01-31 08:07 | 授業のいろいろ