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学級づくりに効果的!「ロールプレイング」

先日、ある事情があり、授業開始のチャイムに遅れて教室に行った。
すると、チャイムが鳴ったにもかかわらず、子どもたちはわいわいと遊んでいた。

それを見て、「これはいいチャンスだ」と思った。

教室に入り、子どもたちを座らせ、
「今、チャイムが鳴ってからも遊んでいたよね。
それって、どう思う?」
と聞いた。

子どもたちは、
「よくなかった」
「座ればよかった」
と答えた。

私は、
「チャイムが鳴っても先生が来ないときがあったら、次からどうすればいいかな?」
と聞いた。

子どもたちは、
「何かをして待てばいい」
と答えた。

私は、
「『何か』って、何?」
と聞いた。

子どもたちは、
「自分の机でできること」
「読書や折り紙やお絵かき」
と答えた。

私は、
「うん、それもいいね。
ただ、これから始まるのは何の授業なのかを、先生は大切にしてほしいな。
たとえば国語の授業が始まるのなら、国語のことでできることはない?」
と聞いた。

子どもたちは、
「音読」
「読書」
と答えた。

私は、
「うん、そうだね。
音読や読書なら、いつものやり方で、みんなだけでできるよね。
じゃあ、算数ならどうかな?」

子どもたちは、
「10のうた」
「プリント」
と答えた。

私は、
「そうだね。
10のうたやプリントも、いつものやり方で、みんなだけでできるね」

そこまで話した後、
「今回は、チャイムが鳴ってもみんなは遊んでいたけれど、これからはそういうふうにしていってね」
と話をした。

しかし、ここで終わりにはしない。
「ロールプレイング」をさせるのだ。

「じゃあ、今からその練習をしよう。
先生がいないと思って、やってみててごらん。
さあ、できるかな?」

といって、
「キーン、コーン、カーン、コーン。
はい、国語の時間のチャイムが鳴りました。
でも、先生が来ません」
と前フリをした。

すると、「まとめ係」の子たちが前に出て来て、
「聞いてください。
先生が来るまで、『けむりのきしゃ』の音読をしていてください。
それが終わったら、読書をしていてください。」
と伝えた。

他の子たちは、
「はい!」
と言って、音読を始めた。

同じように、算数の時間バージョンもロールプレイングをした。

このようにロールプレイングをしておくと、次に同じようなことがあったら、行動が変わってくる。

今回は「先生が授業に遅れたとき」だったが、
・ごみが落ちているとき
・特別教室(職員室や図書室など)に入るとき
・先生に何かを借りるときと返すとき
などなど、様々な場面を想定してロールプレイングをさせる。

これは、かなり効果的な手立てだと実感している。
これからも続けていきたい。


【書籍紹介】
本が発売されてから、約3ヶ月が経ちました。
おかげさまで、Amazonそして明治図書出版のランキングで、好評をいただいています。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。


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by hidede0225 | 2017-06-16 08:09 | クラスのいろいろ